初めてさんのバレエガイド 大人編


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バレエのレッスンでレオタードを着るのは、しっかりとバレエの動きが出来ているか、体のラインを確認する為です。バレエには足や腕の決められたポジションがあり、先ずはこの基本の動きを覚える事から始まります。
初めてレオタードを選ぶ際のポイントは、一枚で着られて着回しが効く事。色はダーク系で、袖付きがオススメです。袖付きは二の腕をサポートしてくれ、濃い色なら透ける心配も無く一枚で着られます。胸元にポイントのあるデザインを選ぶと、バストトップも気になりません。不安な方は、ボディファンデーションを着ると安心です。
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レッスンでは、普段使わない足裏の筋肉を、しなやかで強くなる様に少しづつ鍛えてゆきます。バレエシューズはトウシューズと違い、布製で柔らかく、床を感じられる作りになっています。シューズの底はスウェードで出来ており、滑りにくくなっています。このスウェード底が前後二つに分かれた「スプリットソール」タイプと、繋がった「フルソール」タイプがあります。初めての方には、安定感があり、足裏の筋肉を鍛えられる「フルソール」がオススメです。足先を革で補強した前皮タイプは耐久性があります。
バレエシューズのサイズ選びは、普段の靴より0.5~1.0cm位大きいサイズを選びます。両足に体重を均等にかけて真っ直ぐに立ち、全ての足指が曲がる事無く伸ばせる長さがあり、ふちのゴムを強く引かなくてもフィットする靴幅が理想です。 次に、膝を曲げたり伸ばしたり、背伸びで足指側へ体重をかけたりして、痛い部分が無いか確認します。バレエは足先の美しさが重要なポイントとなる為、たるみの無いジャストサイズで履きましょう。 ふちのゴムはシューズを履きながら少しずつ引いてサイズ調整し、蝶結びにしてから甲の内側へしまいます。踊っていて出て来てしまったら、その都度しまう様にしましょう。ゴムを短く切って、先を内側にしまい込む様に縫い付けてしまうと、出てくる心配がありません。
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ボディファンデーションはレオタード姿をより美しく見せる為のアイテムです。
必ず着る必要はありませんが、パットを差し込めるタイプは、バストを程良く固定し、ラインもより美しく見えます。また、レオタードを汗から守り、長持ちさせる他、薄い色のレオタードの発色をより綺麗にします。
種類が幾つかあるので、レオタードの背中の開き具合や、足ぐりの位置に合わせて選んでください。
ショーツもレオタードのカッティングに合った、縫い目がひびきにくいダンス用を選ぶと、よりスッキリと着こなせます。

レオタード・タイツ・バレエシューズの基本アイテムにプラスして、トップスやボトムスで、もっとレッスンを楽しみましょう!洋服のコーディネイトの様に楽しく、でもバレエを習うのだから、体のラインは隠さずに、バランスの良いウェア選びを心掛けてください。